もし大好きな漫画の実写化に自担が関わることになったら?

 私はジャニオタだ。ジャニオタになる前は、今よりも熱心にゲームと漫画を楽しんでいた。本棚の中には好きな作品をぎっしり詰め込んである。少女漫画、少年漫画、青年漫画。どれも宝物だと思っている。
 ジャニオタ人生を謳歌する今でも、ジャニーズ以外の好きなものはたくさんある。好きなスポーツの選手がジャニタレと並んだ時には「うわーすげー、豪華共演だ…」と感動し、友人から「大丈夫? 感動しすぎて死んでない?」と連絡がさた。すげえ目眩したけど生きてます。
 そんな好きなものと好きなもののぶつかり合いに感動する私でも、好きな漫画がジャニタレで実写化されることには少し怯んでしまう。別の意味で死にそうになる。山田くん主演で実写化が発表された作品は、私の好きな漫画トップ5に入っているものだった。ナンデ? ジッシャカナンデ? どう考えたって叩かれるやんけ事~務~所~は~ア~ホ~か~(横山ホットブラザーズと化す)
 もし山田くんが「ぼく、この漫画の実写をやりたいです! 事務所パワーで原作者を脅して権利を勝ち取ってきてください!」って言ったんだったら原作ファンとしての私は「このーー!!」ってなりますけど、そんなんで仕事もらえる立場じゃないだろうしなあ。いや実際のところはわからんけど、どうであれ結局想像の域を出ないよねって意味で。

 んでまあ、自担でもない彼に対して心配ではらはらした気持ちになってるわけですが。もしこれと同じ立場に自担がおかれたら? って考えるわけですよ。
 思い入れのある作品の実写化で、自担が主演もしくは出演するとしたら。
悠長にブログ書いてる場合じゃねえ
 少しでも叩かれ要素が減るようにあらゆる方角に祈りを捧げ、願掛けをし、叩かれてるのが見えるような場所には近付かないようにして。そして原作ファンの自分は「改変が少なくおさまりますように」とひたすら祈る。期待はしない、とにかく祈る。行動に中身がなさすぎてブログ書いてた方がまだマシだ。それくらい取り乱してしまいそう。

 過去、私の大好きな漫画*1が原作ファンとしてはアレな出来の実写化をされたことがあります。その映画を見に行く前の私はとてもわくわくしていました。ところが、作品の軸ともいえる「同じ学校所属なのに本気で戦うライバル」は違う学校の所属に改変され、威厳ある先輩キャラは変なあだ名で呼ばれる人になっていました。わ、わあ…なにこれ…みたいな気持ちのまま劇場を後にしました。
 改変満載の映画だったんですが、救いがひとつありました。役者さんたちが頑張ってた、ということです。演じるのに体力がいるだろうな、って場面が多かったんですよ。でもめちゃくちゃ頑張ってた。手を抜いてなかった。それが結構な救いになるんだなぁ。
 その救いのためではないけど、頑張ってほしい…。最終的にはそれだけになってきてしまう。結論、頑張れ自担と願う。シンプル。
 ちなみにそのアレな実写化を見た後でも私の大好きな原作は汚れませんでしたよ、というのは伝えておきたい。むしろ対比で「あれはものすごい作品だ」って思いました。
 どうでもいいけど上記作品タイトルと実写化ってワードで検索したら、残念な実写化まとめ的なやつでジャニタレがやった○○みたいに言われててわろた冤罪。余罪多いから無理ないけど。

 こないだ漫画家先生にアイドルとかイケメンのオタが実写化をホイホイ見に行くのは悪みたいに言われてたけど、そうなのかな。どうなのかな。叩かれたりしてる映画だって好きな人が出てるから、見たいんだよな。応援してる人のやった仕事なんだもん。どうすりゃいいんだろうな。もうわからなくなってきたぞ~。
 ちなみに私の好きな漫画*2は、木村パイセンによる実写化を控えている。どうすれバインダー。

 なんか混乱してきたので自担の出たフラジャイル5話を見ます。あっ、これも原作ものじゃん…!?(オチ)

*1:トップ5に入るやつ

*2:これまたトップ5の中のひとつである

レコード会社の売り方が好みじゃなさすぎる

 関ジャニ∞冬ツアーオーラスは「腸閉塞で出られなかった大倉の穴を埋めるために他のメンバーが頑張った」という公演でした。メンバー全員で大倉のうちわを持ったり、大倉のパートやダンスを歌って踊ったり。ファンの中で、ショックで帰ってしまった大倉担に対する「どうせ顔ファン」「本当のファンじゃない」等の罵倒などいざこざもありましたが、それなりに収束していました。

 

 さて、その冬ツアーのDVD・Blu-rayが発売されることになりました。そちらの煽り文句にツッコミを入れたいと思います。

関ジャニ∞史上最大の試練となった1.17を奇跡の映像化!」

最大の試練て。人数減ったりありましたがな。奇跡って。そこ以外収録してなかっただけですがな。1.17って言い方なんだかな~。

「最初から最後まで元気と涙と笑いに包まれた、過去にも未来にもない関ジャニ∞のLIVE映像作品です」

過去にも未来にもあってたまるかーーーーーーーーーーーい!!!

元気と涙と笑い…うーん、心配すぎて号泣して過呼吸おこしちゃった人とかもいたんで、まあ間違ってはないんですけどぉ…

「この作品を観た全ての人が、関ジャニ∞7人の絆、そしてすべてのEIGHTERのあたたかさを感じることができるはず!」

自信満々ですね…

 

 本日、そのジャケット画像が公開されました。

 グレー地に白でDVDタイトル・∞マーク・大倉以外6人のメンバーの後ろ姿がデザインされています。メンバーの上にはそれぞれのメンバーカラーで塗られた四角マーク。そして大倉の後ろ姿だけが緑色で塗られ、その存在が強調されています。グレーと白で構成された中、もう一つだけ色のついた要素があります。「6+45000」という文字。その日いたメンバー+お客さんの数。

 絆推しなのに大倉の存在が除外されてるうううううう~!!! 確かにステージには立てなかったけど「6+45000(+1)」とかでもよくない? 完全いないもの扱い? メンバーが「大倉もおるで!」とばかりに彼のうちわを持ってたのは一体なんだったのか。あとショック受けたりして帰ってしまったお客さんもいるけどとりあえずまるっと45000人にしてるうううううう~!!!!!

 6+45000=大倉 っていう解釈もあるみたいなんですけど、それは大倉を馬鹿にしすぎでは? って思ってしまう。何と何を足しても大倉にはならないですよ。代わりとかいないじゃないですか。大倉をなんだと思ってるのか。

 

 あとファンのインタビューをいっぱい入れます宣言もありましたね。個人的にはとてもいらない…。お金を出す側としては一分一秒でも多くメンバーが見たい。ライブ本編の映像と思われる部分にも、大倉の件で泣いてるファンがたくさんうつっていた。

 こういうこと言うと「どうせ自分がうつっとったら喜ぶくせにw」とか「嫉妬やろ?羨ましいんならそう言うたらええのにw」的なこと言う人もいるんですけど、いや私うつりたくねえからな!? いや別にあなたがDVDにうつりたいのはいいんですけど「自分はうつりたくないし、DVDではメンバーが見たい」って人の存在を亡き者にしないでください~。嫉妬のしようがないです…。

 

 メンバーはこの公演で感極まって泣いたりしながらも「壮大なコントだと思ってください!」って言ってたんですよね。その公演がこういう売り方になっちゃうか~そうか~。っていうアレ。

 これに関してメンバーが納得してるかどうかなんていうのは本人達から言われるまでわかりませんし、こちらの感情の動きに対してあまり関係がありません。本人が納得しているからといってファンも納得しなければいけないという義務はありません。その逆もしかりです。ファンはメンバーの意思に関わらず快不快を決めていいし、それを表明する自由があります。

 自社レーベルを立ち上げた後の関ジャニ∞の売り方には、正直なんていうかこう…アレだよね…的なモヤモヤした感情があります。そら古巣のテイチクさんも色々ありましたよ。でもまあそれも「あっ!メンバーが(当時)入れていたタトゥーがうつっちゃった~!しょうがないから画面全体をボカしちゃうぞ!><」「CDの特典はステッカーでなくてはならないのだ!(たまにミサンガとか変化球)」程度のものであって。

 アイシャドウパレットみたいな謎マルチアングルとか、今回のDVDの売り方とか。それが良い悪いの話ではなく、単純に私の好みではないんだよなー。「だったら買わなきゃいい」「だったらファンをやめればいい」って言う人もいるでしょう。実際、購入はちょっと迷ってます。予約してるけどキャンセルするかもしれない。でもファンはやめませんよ。これSMAP騒動の時も思ったんですけど、メンバーが好きなのにどうしてファンをやめなきゃいけないんですかね? わっかんない!(相葉さん)

 

 まとまりも何もあったもんじゃない完全私怨文章ですみません。終わりです。

自担を見に行ったら野村萬斎がすごかった

※タイトルはあえての敬称略ですが不快になった方がいらっしゃいましたら申し訳ありません、と念のため最初に書いておきますね。

 

 まずは前提条件です。

 さて、本題。

 

 映画「スキャナー」が公開されました。公開2日目の30日、私は劇場に足を運びました。見た。見たよ。自担(安田)最高だよおおおという気持ちになったのはまた別の機会に語るとして、萬斎さん、

 かわいい

 思わず改行と文字サイズ変更をしてしまうくらい、

 かわいい

 その能力や生い立ちゆえの切なさはもちろんのこと、それを上回る「放っておけなくなる」タイプのかわいさ。かわいい。とにかくかわいい。語彙の死。ペロペロキャンディーをあげたくなるかわいさ。これぞチャーミング。

 そして、演出や撮り方以外でも役者本人の力でキャラクターに対して「ああ、この人はこういう人なんだろうな」と思わせてくれるような演技。正直、もっと仰々しい演技をしてらっしゃるのかなぁと思ってたんです。全然そんなことない。「なんでもできる方なんだな」って思いました。特殊能力を使うシーンも自然で「この人には本当にそういうふうに見えてるのでは?」というように感じてしまいました。現代劇が初めてって本当ですか。し、信じないぞ!!!

 狂言に関して知識が全くなく恥ずかしい限りなのですが、調べたところ狂言というのは「滑稽」という要素から発展してきたものなんだとか。滑稽さを演じるということは、おかしみはもちろんのこと、ある種の切なさなども生み出すものなのでは? そういう点が、萬斎さんの演じるキャラクターにプラスアルファの要素として染み込んでいるのではないか? って想像をしました。仙石も滑稽でおかしくも悲しい人だなと思うので…。またおそらくは舞台の上で「そこにない」ものを「そこにある」ように演じる、といったことにも長けていらっしゃって、それが能力シーンの自然さにつながってくるのかな? とか。的外れなこと言っていたら申し訳ないです!

 自担がそういう方とお芝居をできたのは貴重な経験なんだろうな~! 初めての現代劇にご一緒させてもらうなんていうのも(萬斎さんからしたら)一度の機会だし。 

 萬斎さんはもちろん、他のキャストの方もよかったな~! 自担と共演済の方が多かったのでなんとなく安心したというか…安心するような映画ではないけどw 宮迫さんと杉咲花ちゃんは夜行観覧車だし、風間杜夫さんはジュリエット通りだし。ジュリエット通りの風間杜夫さん、本当に声の色気と通りがすごくて生で聞いてウハーーー! ってなったんですよね。映画での再共演、嬉しかった!

 良い映画、良い共演者の方に恵まれた自担は幸せだし、そのおこぼれをもらう私も幸せだ~。ちょっとでも多くの物を吸収させてもらえてたらいいな! そしてまたいつかこの中の誰かと共演して、また何か得るものがあったらいいな~! そんな風に思いました。

 内容のネタバレをしないように書いてきましたが、とにかくスキャナーはいいぞ。見てない人もぜひ見てください! マジお願い! 私もまた見に行くので! ね!

山Pに触った時の話をしよう

 リアリティに欠ける美しさを持つ人、っていますよね。そういう人をテレビや雑誌で見た時、私は「何この人…実在するの?」と思ってしまいます。最たる例が山下智久、そう、山Pです。いわゆる人類のキセキです。

togetter.com

 このうちわ最高すぎる。

 

 彼の非実在感はなんだろう。まず、顔が美しい。そして、生活感がない。お風呂掃除してお湯を溜めて~とかいまいち想像ができない。私は横山裕のことも最の高に美しいと思っていますし、コンサートで見るたびに美しさにドン引きします。が、顔が美しいだけでは実在感の無さにはつながらないんだな…。横山さんはお風呂にお湯ためてそうだもん。やっぱり生活感のなさというのは大事な気がする。

 嵐が手越の実在を疑う今日この頃ですが、数年前の私は「山下智久とは3Dアイドルなのではないか?」と半ば本気で思っておりました。ステージにブゥン…って音と共に投影されるんでしょ? そうでしょ? だって山Pだもん!

 だがその考えは初めて行ったNEWSのコンサートで打ち砕かれることとなる。当時2歳そこそこの私は、10代後半のかわいらしい可憐な女子と一緒にコンサートに入ることになった。会場はグランディア21(当時)だ。とにかく交通の便は悪いし「最高だぜ仙台~!」って言われると「利府です」とレスポンスしたくなるという会場である。でも愛着はある。

  会場に入った私と可憐な女子(以下、Aちゃんとする)は、立ち尽くした。「Aちゃん!やばい!通路が目の前にあるよ!」「こ、これってトロッコが通るレールですよね!?」「ほげえ~!!」「やばーい!どうしよう!」衝撃の受け方に女子力の差が表れていた。私たちの席はブロックの一番端、一番前。隣のブロックを通り過ぎたトロッコは、すぐに私とAちゃんの前にやってくるということになる。心臓がバクバクしたままコンサートは開演の時刻を迎えた。期待と緊張のあまり私の鼻は既にテカっていた。

 エイトともカツンとも違うNEWSのコンサート。新鮮だった。戦隊コントの時間もなければ、声を出さないからって命を落とすこともない。ピースフル。エイトとはまた違う、お兄ちゃんっぽい亮ちゃんの振る舞いも新鮮だった。

 そして、ついにメンバーがトロッコに乗り込んだ。Aちゃんは小声で叫んだ。「山Pが来ますよ…!」本当だった。山Pがトロッコに乗ってこちらへ向かってくる。はあ?遠くからでもめちゃくちゃ美しいんですけど??? と、その美しさになぜかブチ切れてしまう。山Pはゆったりとしたスピードでそこそこのファンサを振りまいていた。ロイヤル感。そして、ついに隣のブロックの前を離れた。ヤベェーーーーーーーーーー!! 山Pがこっちに来るーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!! 美しさが迫ってきた。うわ、実在してる! と、私はここで山Pの実在を認めた。実在する山Pが私の斜め前から、目の前へ。そして、山Pは微笑んでこちらに腕をのばしてきた。えっ。さ、さわ、触っていいんすか? 私のような者が…と思いつつも手をのばしてみる。山Pの手が、ハイタッチを試みる動きになった。さらに手をのばす。パァン! と、小気味よい音がした。手のひらには少しの痛み。山Pに触ってしまった。思ってたよりも男らしいハイタッチだ…! ワーと喜ぶ私を見て山Pは笑う。私は感動した。そしてAちゃんが山Pに手をのばした。山Pは、Aちゃんの手に「そっ」と優しいジェントルなハイタッチをした。そのタッチっぷりといったら、まるで綿毛のようであった。

 えっ。何その差。なんだ? なんなんだ? Aちゃんと一緒にヒャーヒャーと蚊の鳴くような声で騒ぎながらも、私の頭の中は少し混乱していた。男らしく力強いハイタッチ。優しい綿毛のようなハイタッチ。その違いとは一体。まあでも、あれだな、Aちゃんめちゃくちゃかわいいからな……私がジャニーズでもそっと触れたくなるわ。やさしくふれていいですか? だよね。うん。私は納得した。ヨッシャコラァって感じの力強い山Pも貴重だよ。ええもん見た。っていうか実在しているのを確かめただけではなく、うっかりその手に触れてしまった。やべえな。マジやべえわ。少ない語彙でそう思いながら、私は小山のうちわの柄を握りしめたのだった。

 もうあの頃と同じ、NEWSにいる山P(亮ちゃんも)というものを見ることはできないんだけど、それだけにこの思い出とはとても色濃く私の中に残っています。急にまとめた。

 

 ちなみにこのコンサートでMCで一番心に残ったのは

小山「雪めっちゃ綺麗じゃない? パウダースノー☆」

手越「慶ちゃん最初『何これぇ? ほこりすげえ~』って言ってたじゃん」

小山「ちょwwwwっとwwwwやめwwwwwwwww」

 という流れでした。

思うこと

 WEST担のみなさまへ。まず第一に、レギュラーが増えて喜ぶ気持ち、よくわかります。おめでとうございます! 彼らがエイトのバックにいるのを見ていたので、こうなったら頑張ってほしいなと思います。

 第二に、この人事異動に対するフラストレーションを「WESTのメンバーを叩く」ことで発散する同担がいることをキッツイなあ申し訳ないなあと思います。どうしようもないんですけどね。

 第三に、そのようなキッツイツイート以外の「ただ単に嘆いている」人のスクショを撮りTwitterで晒し「なんで喜んでくれないの、ありえない」というような発言をしているWEST担がいたこと、これもまたキッツイなあと思います。嘆いている人が「WESTは好きなのに」と言っているのを「WEST好きなのに言うてたら何言うてもいい思うなよw」と笑ってみたり。そういうことしてる人も「好きなグループのためなら何やってもいいんだ」とか思わない方がいいと思うんだけどなぁ…。

 そしてそういう晒しマン*1は「同じ関西の後輩なのになんで喜んで譲ってくれないの」みたいなことを言っていたりする。メリットを享受する側にデメリットを被る側が喜べって言われるのはわかりませんよ~。喜びたい人が喜べばいいと思う。悲しみたい人が悲しめばいいと思う。そしてたとえ同じ関ジャニ担であっても、WEST担に喜ぶなって言ってる人は好きじゃない。押し付けがましい。

 結婚式と葬式が同じ日に行われているとして、葬式をしている側が「なんで結婚式なんかするんだ、不謹慎だ」って言うのも、結婚式をしている側が「なんで悲しむんだ、祝え」って言うのも頭おかしくないですか? お互いの感情を否定せず「あちらは喜んでいるんだな」「あちらは悲しんでいるんだな」という受け止め方をした方がいいと思うんですね。そういうふうにやっていけたらいいですよね。

 

 さてここからはWEST担、特にズボラなWEST担へ送る言葉です。

 大人しく外付けを買おう

 ヒルナンデスってわりかし編集が面倒です。目当てのメンバーが出ていないコーナーであっても「○○くん!10秒でお味を伝えてください!」とか「○○くん、このクイズに10秒で答えてね!」とか、そういう細かい(しかしかわいい)映像が挟み込まれるんですよ。「ここで番組からのプレゼントです~」ってミトちゃんが言っているそばで、もしくは画面端で、なんかかわいい動きしてたりするんですよ。編集ポイントが細かいんですよ。今の段階で未編集の番組がHDDを埋め尽くしているようなズボラジャニオタにとっては苦手分野なんですよ。

 そうは言ってもなんとかなるでしょ! って思うじゃん? 私はまさにズボラなジャニオタなんですが、未編集のヒルナンデスを貯めまくったHDDが去年、クラッシュしました。ヒルナンデスもそれ以外も、何もかも消えました。週に一度、二時間。たったそれだけでも、塵も積もれば山となる。山になった挙句に山が崩れたよね。ハハハ。馬鹿野郎。

 だから大人しく外付けを買おう。ヒルナンデス、なんの盛り上がりもない時もそりゃあるけど、かわいい時は本当にかわいいから、おいしいから。それを失う悲しさを味わうべきではない…。いやズボラじゃない人からしたら「そんなのズボラでなくなればいいじゃ~ん」って思うだろうけど、なかなかそうはなれないんだよ~! 難しいんだよ~!

 もうさあ、かわいい時は本当にかわいくしてくれるからほんと覚悟しとけよ! ぶっちゃけ変なこともされたりするけどプラマイゼロじゃ! レギュラー就任前後の写真を卒業するまで使われたりして「古っwww」ってなるぞ! たまに貶し愛っぽくもなるからイラっとすることもあるけど、総合的にはかなり愛してくれるから卒業は寂しいぞ~! ばど二人で参加するロケが減っていったりするかもしれないけど生きろ! スタジオでは並ぶんだから! 同じ空気を吸っているんだからー!

 とにかく横山さんもばどもその担当も、ファイちょ。

 

 以上です。

*1:女子だけど

責めたくない人がいる

 関ジャニ∞のツアーが終わりました。メンバーもスタッフも皆さんお疲れさまでした。そのオーラス公演、大倉は急性の腸閉塞で参加できませんでした。ヘタレヘタレと言われつつもなんやかんやでキツいスケジュールを頑張っている彼ですから*1、この機会にゆっくりと休んで体調を回復していただきたいものです。ちょっとふっくらしてもいいんだよ。私がただ単にふっ倉が好きなだけ。ごめん。ふっ倉。言いたいだけ~言いたいだけ~!

 

 開演時間を過ぎてもコンサートは始まらず、大倉以外のメンバーがステージに登場し、大倉が不在なこととその理由を説明したのだそうです。6人で登場された瞬間を想像するとゾッとする。色んな想像が駆け巡るよね…。エイトも、これまで何もなかったわけじゃないからなあ。

 大倉がいないコンサート。会場を去った人もいたそうです。それを知ったTwitterのお留守番組の一部が、去った人たちを責め始めます。その人がどんな理由でその場を去ったか、っていうのは本人にしかわからないだろうに。口汚いツイートを見かけてムカーとしてしまい、私が大人気なくつぶやいたツイートが以下の三つです。

  ブログに比べて口が悪いね! これでも猫をかぶっているんだよ!

 いやでもほんと現場の空気っていうのは独特で、レポを読むのと現場で感じるのって雰囲気は当然違うわけじゃないですか。周りのざわめきや悲鳴も聞こえないわけですし…。例えに出すのもあれですが、以前東京ドームでステージに内が現れた時の熱狂と書いても足りないほどのものすごい空気っていうのもあったわけですし。ちなみに私は「ホアアアエエエエ!!!」って言いながら号泣してたよ!!

 いやもう実際私が会場にいたら、無事でいられるかわからない。安田担だけどもうほぼほぼDDだからさ…みんなかわいい教に入信してるからさ…。大倉がふくふくと笑うのが好きなんですよ。おぼっちゃんなんだか悪ガキなんだかわからない30歳が好きなんですよ。

 だからさ~。その場にいないのに、会場を去る人を見ていないのに、その人がどんな表情をしていたのか知らないのに、ただ「大倉がいないから会場を去った人」の全てを責めるのがはたして正しいことなのか? 「ハアア? 大倉いねーのかよ! ケッ!! 積んだ意味ねえわ!」とか吐き捨てて椅子ガーン蹴って出てった人だったら私も何かを投げつけたくはなりますけど…。何かを。

 本当のエイターは退場なんてしないよね、的な同調圧力にヒア~って声出た。あと「帰った奴は顔ファン」も見た。やっぱり勝手なラベリングとマウンティングに使われる単語なんだなと思った。

 「本人もこう思うだろうから」帰った人を責めるとか「本人はこう思ってるんだよ」っていうのを振りかざすとか、言い方は悪いけど妄想乙です。本人の気持ちは本人にしかわからないよ。不確かな想像を根拠に誰かを叩くのが本人のためなのかな? 大倉の気持ちは想像できても、泣く泣く会場を去った人の気持ちの想像はできないのかな? 本人の気持ちを察するより、より近い立場で考えられると思うけどな。

 

 メンバーは大倉の不在を一生懸命笑い飛ばせるネタにしようとしたり、歌詞のあちこちに大倉の名前を入れたり、お大事にって替え歌したり、それでも最後には泣いてしまったり、完璧なステージではなかったかもしれない。けど、すごい頑張ってたんだろうな~。大倉がいないよって最初に行ったら帰る人もいるだろう、っていうのはメンバーもわかってたんじゃないかな? って思う。勝手な想像です。

 

 さて、コンサート終演後にコン事務から、希望者には払い戻しをするというお知らせが出されました。ここでもまた「返金するなんて人いないよね?」という同調圧力がむくむくと現れてくる。こわいこわい。ちょっとフォントサイズ大きくして叫んでもいい?

自由!!!!許されてる権利!!!自由!!!!!! 

「払い戻しをする人は大倉を責めてることになる」っていう、ちょっと詳しく説明してほしいツイートを見たりもしたけれど、それでもとにかく払い戻しをすること自体は自由じゃない? 私は自由だと思うよ! 責める人がいても私は責めないよ!

 しかしこれまで他のグループの公演において当日いきなりメンバー不在になってても払い戻しをしてこなかったコン事務、今回のことで他グループ担に「どうした?」「しぬの?」「絶対に許さない」って言われまくってて笑う。日頃の行いェ…。

 

 話が二転三転したけれど、私は今回改めてこのグループがすごく好きだなって思いました。大倉お大事にね。ちょっとでも早く回復してふっ倉してね…。そして「あっはっは!」ってあの独特な笑い声を聞かせてください。

 

 今回のタイトルを打ち込みながら、誰かを責めないでと声をあげることはまた他の誰かを責めることになるのであるな、と思いました。そして私を責める人がいてもしょうがないよねーつって、それもまた自由だよねーつって。そんな感じだ。

*1:コンサート終了後にラジオ生放送、など。

「純粋さん」って言葉を使う人が苦手な話

 なんかよくわからんけどジャニオタ界隈でここ数年よく見かける「純粋さんお断り」みたいなタイプのファンって苦手だな~こっちからTwitterのアカウントをフォローすることはないな~と思うことが増えている。

 そもそも「純粋さん」ってなんなんだ? っつー話ですけど、いわゆる「タレントを全肯定するファン」とか「デマを信じてしまうファン」とか「マナー違反を許さないファン」とかのことらしいです。わかりづらいな~! 独自言語を多々持つジャニオタによる堂々たるブーメラン投擲。

 「全肯定しなきゃファンじゃない」みたいなのは私もメンドクセェ~って思うんだけど、いわゆる「純粋さん」を否定する層っていうのが「うちらキチガイwwww変顔愛せないとかねーしwwwww貶し愛さいこーwwwwww」みたいな草ぼうぼうの層っていう。すごいオールオアナッシング的な地獄の様相だよね! やだな~!

 いや別にどっちもいていいんだろうけど相手に押し付けんのはやめろよっていう事案が多い。前にも書いた「ファンなら苦言を言うべき」「ファンなら全肯定すべき」みたいなひっそりとした殴り合いに似たことが起きてるのをちょいちょい見かける。そういう時いわゆる「キチガイ」層は「純粋さん」のスクショ貼って草生やしてて、なんかパッと見が人としてウワァって思う仕上がりになってる。「純粋さん」にしろ、使う言葉と行動が汚いだけの自称「キチガイ」層にしろ、個人の好みの部分を押し付け始めたらめんどうくさい。そしてこの手の押し付け合いって結局は殴り合いだし…マウンティングだし…。他にイニシアチブ取る手段のない人が「私はここが優れてます」って言いたいがため、自分より劣っている(と想定される)何かを見つけてるように見えちゃう。何かに勝つためにオタクやってんのか? それって楽しいのか? っていうのもまあ全部勝手な想像なんですけど。私も結局いろいろ想像したくてオタクやってんのか? って言われちゃいそうだしな!

 いわゆる「キチガイ」層が悪化していくのって「純粋さん」の一部に正義で殴られた結果っていうのもあるんだろうけど、だからって関係ない人に対してまで殴り返してる人が多いように見えてしまうんだよなあ~。あと自称キチガイ層がデマに引っかかったりソースないのを拡散拡散してるのよく見る…w マナーは純粋だろうがキチガイだろうが守ればいいじゃん? マナー違反で他人に迷惑かけるのがかっこいいじゃんみたいな? そういう「純粋じゃないウチら」みたいななんかこうちょっと斜に構えた感じがなあ…自分の中高生時代の黒歴史を思い出してぞわ~とする感じ… ね…

 まあどっちにしろ「こうするべき」って押し付けをするオタクは苦手だけど、言葉や行動が汚い方がより苦手だよ! というわけでやっぱり「純粋さん」を罵る系のオタクは苦手だな。再確認でした。

 

 ところで前にネタツイRTされた先「純粋さんの発想まじうけw」みたいなこと言われたことがあります。わ、私、純粋さんだったのかー!!!! ていうかネタにマジレスされたのかな…。