自担を見に行ったら野村萬斎がすごかった
※タイトルはあえての敬称略ですが不快になった方がいらっしゃいましたら申し訳ありません、と念のため最初に書いておきますね。
まずは前提条件です。
こんな自担の顔が前髪がうるさいジャニオタに誉められても嬉しかないかもしれないが、私は好きなものや人が誉められてると嬉しいので同じような人のために良いと思ったものは公開アカウントで誉めるぞと決めたんだ~! スキャナーの萬斎さんよかったよう~!
— かねだ@映画「スキャナー」はいいぞ (@_kaneda_) 2016年4月30日
さて、本題。
映画「スキャナー」が公開されました。公開2日目の30日、私は劇場に足を運びました。見た。見たよ。自担(安田)最高だよおおおという気持ちになったのはまた別の機会に語るとして、萬斎さん、
かわいい
思わず改行と文字サイズ変更をしてしまうくらい、
かわいい
その能力や生い立ちゆえの切なさはもちろんのこと、それを上回る「放っておけなくなる」タイプのかわいさ。かわいい。とにかくかわいい。語彙の死。ペロペロキャンディーをあげたくなるかわいさ。これぞチャーミング。
そして、演出や撮り方以外でも役者本人の力でキャラクターに対して「ああ、この人はこういう人なんだろうな」と思わせてくれるような演技。正直、もっと仰々しい演技をしてらっしゃるのかなぁと思ってたんです。全然そんなことない。「なんでもできる方なんだな」って思いました。特殊能力を使うシーンも自然で「この人には本当にそういうふうに見えてるのでは?」というように感じてしまいました。現代劇が初めてって本当ですか。し、信じないぞ!!!
狂言に関して知識が全くなく恥ずかしい限りなのですが、調べたところ狂言というのは「滑稽」という要素から発展してきたものなんだとか。滑稽さを演じるということは、おかしみはもちろんのこと、ある種の切なさなども生み出すものなのでは? そういう点が、萬斎さんの演じるキャラクターにプラスアルファの要素として染み込んでいるのではないか? って想像をしました。仙石も滑稽でおかしくも悲しい人だなと思うので…。またおそらくは舞台の上で「そこにない」ものを「そこにある」ように演じる、といったことにも長けていらっしゃって、それが能力シーンの自然さにつながってくるのかな? とか。的外れなこと言っていたら申し訳ないです!
自担がそういう方とお芝居をできたのは貴重な経験なんだろうな~! 初めての現代劇にご一緒させてもらうなんていうのも(萬斎さんからしたら)一度の機会だし。
萬斎さんはもちろん、他のキャストの方もよかったな~! 自担と共演済の方が多かったのでなんとなく安心したというか…安心するような映画ではないけどw 宮迫さんと杉咲花ちゃんは夜行観覧車だし、風間杜夫さんはジュリエット通りだし。ジュリエット通りの風間杜夫さん、本当に声の色気と通りがすごくて生で聞いてウハーーー! ってなったんですよね。映画での再共演、嬉しかった!
良い映画、良い共演者の方に恵まれた自担は幸せだし、そのおこぼれをもらう私も幸せだ~。ちょっとでも多くの物を吸収させてもらえてたらいいな! そしてまたいつかこの中の誰かと共演して、また何か得るものがあったらいいな~! そんな風に思いました。
内容のネタバレをしないように書いてきましたが、とにかくスキャナーはいいぞ。見てない人もぜひ見てください! マジお願い! 私もまた見に行くので! ね!