もし大好きな漫画の実写化に自担が関わることになったら?

 私はジャニオタだ。ジャニオタになる前は、今よりも熱心にゲームと漫画を楽しんでいた。本棚の中には好きな作品をぎっしり詰め込んである。少女漫画、少年漫画、青年漫画。どれも宝物だと思っている。
 ジャニオタ人生を謳歌する今でも、ジャニーズ以外の好きなものはたくさんある。好きなスポーツの選手がジャニタレと並んだ時には「うわーすげー、豪華共演だ…」と感動し、友人から「大丈夫? 感動しすぎて死んでない?」と連絡がさた。すげえ目眩したけど生きてます。
 そんな好きなものと好きなもののぶつかり合いに感動する私でも、好きな漫画がジャニタレで実写化されることには少し怯んでしまう。別の意味で死にそうになる。山田くん主演で実写化が発表された作品は、私の好きな漫画トップ5に入っているものだった。ナンデ? ジッシャカナンデ? どう考えたって叩かれるやんけ事~務~所~は~ア~ホ~か~(横山ホットブラザーズと化す)
 もし山田くんが「ぼく、この漫画の実写をやりたいです! 事務所パワーで原作者を脅して権利を勝ち取ってきてください!」って言ったんだったら原作ファンとしての私は「このーー!!」ってなりますけど、そんなんで仕事もらえる立場じゃないだろうしなあ。いや実際のところはわからんけど、どうであれ結局想像の域を出ないよねって意味で。

 んでまあ、自担でもない彼に対して心配ではらはらした気持ちになってるわけですが。もしこれと同じ立場に自担がおかれたら? って考えるわけですよ。
 思い入れのある作品の実写化で、自担が主演もしくは出演するとしたら。
悠長にブログ書いてる場合じゃねえ
 少しでも叩かれ要素が減るようにあらゆる方角に祈りを捧げ、願掛けをし、叩かれてるのが見えるような場所には近付かないようにして。そして原作ファンの自分は「改変が少なくおさまりますように」とひたすら祈る。期待はしない、とにかく祈る。行動に中身がなさすぎてブログ書いてた方がまだマシだ。それくらい取り乱してしまいそう。

 過去、私の大好きな漫画*1が原作ファンとしてはアレな出来の実写化をされたことがあります。その映画を見に行く前の私はとてもわくわくしていました。ところが、作品の軸ともいえる「同じ学校所属なのに本気で戦うライバル」は違う学校の所属に改変され、威厳ある先輩キャラは変なあだ名で呼ばれる人になっていました。わ、わあ…なにこれ…みたいな気持ちのまま劇場を後にしました。
 改変満載の映画だったんですが、救いがひとつありました。役者さんたちが頑張ってた、ということです。演じるのに体力がいるだろうな、って場面が多かったんですよ。でもめちゃくちゃ頑張ってた。手を抜いてなかった。それが結構な救いになるんだなぁ。
 その救いのためではないけど、頑張ってほしい…。最終的にはそれだけになってきてしまう。結論、頑張れ自担と願う。シンプル。
 ちなみにそのアレな実写化を見た後でも私の大好きな原作は汚れませんでしたよ、というのは伝えておきたい。むしろ対比で「あれはものすごい作品だ」って思いました。
 どうでもいいけど上記作品タイトルと実写化ってワードで検索したら、残念な実写化まとめ的なやつでジャニタレがやった○○みたいに言われててわろた冤罪。余罪多いから無理ないけど。

 こないだ漫画家先生にアイドルとかイケメンのオタが実写化をホイホイ見に行くのは悪みたいに言われてたけど、そうなのかな。どうなのかな。叩かれたりしてる映画だって好きな人が出てるから、見たいんだよな。応援してる人のやった仕事なんだもん。どうすりゃいいんだろうな。もうわからなくなってきたぞ~。
 ちなみに私の好きな漫画*2は、木村パイセンによる実写化を控えている。どうすれバインダー。

 なんか混乱してきたので自担の出たフラジャイル5話を見ます。あっ、これも原作ものじゃん…!?(オチ)

*1:トップ5に入るやつ

*2:これまたトップ5の中のひとつである