それでも私はアイドルの出ている映画が好きだ

 最近あまり映画を見に行けていないのですが、時間が取れたらシン・ゴジラを見に行きたいな、と思っています。幸いなことにネタバレのない感想を書いている人が多いので、日々それらを眺めながら「早く見たい」と心を躍らせています。

 Twitterシン・ゴジラの感想を見ていたら、ちょいちょい目につくもの。それは「アイドルが出ていないから良かった」というものです。「△△とか□□みたいなアイドル映画を持ち上げてた奴は今すぐシン・ゴジラを見ろ」とかもあったな~。ううん。踏みつけられるアイドル映画。

 まあそんなことを言っても私には「今すぐその言い方と考え方をやめろーーー!」とか言う資格も権利もないですし、そこは主題じゃないんですよ。そういう人とは宗派が違うんだなって思うので。

 そうじゃなくて、とにかく私はアイドルが出てる映画が好きなんですよ! アイドルのPVになってるような映画が好きなんですよ! アツい映画も好きなんですよ! どっちも好きなんですよー! 板挟みジャンボなんですよ!*1

(PVみたいな映画を原作ありの実写化でやられたらたまらん、って気持ちはめちゃくちゃわかります。二次オタでもあるから『好きな原作の実写化に、わりと好きだけどイメージに合わない人がキャスティングされる』っていうなんとも言えない気持ちをジャニと否ジャニの両方で味わったことがありますし。まあそのへんの葛藤は↓で語っているので割愛します)

kaneda-oo.hatenablog.com

 

 アイドル映画マニアって言えるほど見てるわけじゃないし、しかもジャニオタだから男性アイドル映画ばっか見てるんですけど。でも、ちょいちょい見ているアイドル映画は全部好きなんですよ。ストーリーが響いてこなくても「あ、この場面、めちゃくちゃ工夫してアイドルを魅力的に撮ろうとしている」っていう瞬間を見つけたり*2するのが好きなんですよ。そしてたまにある「あっこの人はちゃんと演技できる人だ」って気付きが好きなんですよ。あと「この人、台詞まわしはイマイチだけど、表情の演技がめちゃくちゃいいな…」みたいなのも好きなんですよ。

 アツい映画、最高じゃないですか。あ~こりゃ最高だってドキドキして劇場の椅子から腰が浮きそうになるくらいのアツさ、いいじゃないですか。アイドル映画だって私の中じゃ最高なんですよ。同じくらいの熱量なんですよ。誰がなんと言おうとアイドル文化だって一つの文化なんですよ。私は特に好きでもないけど、アイドル映画と同じくらい色々言われる恋愛映画だって別にあっていいじゃんって思うんですよ。まるで「邦画には無くてもいいもの」みたいに言われたって、私はアイドルの出ている映画が好きです。そんだけです。おわり!

*1:推してるグループがチョコモナカジャンボとバニラモナカジャンボのCMしてるのでよろしくお願いしまステマ

*2:私はスシ王子の花火の場面を愛している。