さよなら、2018年

 推しの命や健康があることは当たり前ではない、そして今いる場所での活動も当たり前ではない。そんなことをたくさん思い知った一年でした。

 好きなグループ、アスリート、そしてもちろん自分自身がいつどう変わるかは誰にもわからない。たぶん何がどのタイミングで起きたとしても後悔は残る。その後悔を少しでも減らすためにはどうすればいいのか、まだわからないままで年が暮れていってしまう。

 渋谷すばるの脱退した関ジャニ∞は、6人体制初のシングルで「始まるんじゃない、始めるんだぜ」って歌ったけど、私としてはいつでも何でも突然「始まって」しまうな、と思う。始まってしまう色んなものにどうやって追いつくか。後ろ向きになったり前向きになったりしながら、どうにか走るしかないのかもしれない。進むんじゃない、進んじゃうんだぜ、みたいな。

 6人の関ジャニ∞を見慣れてきた自分の目と脳に驚くけど、やっぱりあの声がないのは寂しいし、あの視線がカメラ越しに貫いてこないのは寂しい。これからも寂しさはずーっと消えないと思う。私はこの寂しさを忘れたくない。誰が落ち込もうと立ち直ろうと「私は」それがいい。関ジャニ∞における渋谷すばるの存在感はバケモノで、それはこれからも同じ。「いない人のことをいつまでも引きずってんじゃねえ」と言われようが私はこの有様ですので、どうぞ皆様おかまいねぐ。命には限りがあって、その終わりがいつ来るかなんてわかりませんので、引きずりたいものは引きずったまま生きます。私は。

 渋谷すばるジャニーズ事務所所属ではなくなるまで、あと10分と少し。とってもとっても後ろ向きな、私の2018年総括でした。