「関ジャム」モーニング娘。'15出演回を見てしまった
10月25日の関ジャム視聴後、最初に思ったことは「見るんじゃなかった」です。良かった。とても良かった。すーーーごい良かった。娘。の関ジャム新規になりそう。なりかけてる。娘。関連でふぁぼ欄が埋まりかけてる。一つのグループ追ってるだけでヒーヒーなのに女子アイドルにハマってどうすんだ。でも好きになりそうなんだもん仕方ないじゃん。
娘。のメンバーってキャラクターアピールが上手いなと思った。短い時間で「この子はこう」っていう印象をドン!と残していく。そして残す印象のキャラ立ちが鮮やか。もっと多くのメンバーの印象を知りたかったので、一般人の一人カラオケコーナーが正直めちゃくちゃ邪魔でした。
貫禄いじりは本当にごめんね!!! あいつらデリカシーないからごめんね!!!!! あと「9期が太るやん」って言ってたやつ昔からデブキャラだし今だいぶムッチムチです!!!!!!! 本人が上手に乗ってくれたから救われました…。
コラボに関してはあんな若い女の子達に33と31のおっさんが混ざってしまって申し訳ない…マイクまで持って…と思ったけど好意的に見てくださった方も多くて、関ジャニオタとしてはものすごく嬉しい。関ジャニ∞って普段のダンスは異種格闘技個人戦って感じで、お前ら本当に同じダンス踊ってんのかコラ~って思うことも多いです。なので、カッチリと動きを合わせるダンスっていうのは参加した二人にとっても新鮮だったんじゃないでしょうか。
実のところジャニーズ事務所からデビューしてるグループって、それほどダンスがカッチリ揃うわけじゃないんですよね。合わせられる人達もいるけど、どっちかっていうと少数派だと思う。特にうちんとこはあちこち飛び散ってますからね…。そんなグループのオタは、娘。メンのダンススキルの高さを見せつけられて自担*1に萌える前に唸ってしまった。
さて、私がなぜこんなに娘娘と騒いでしまっているかというと。
そもそもモーニング娘。っていうのは「見えてる沼」だと思ってたんですよね。興味を持つんじゃない、絶対にハマるぞ!見るなよ入るなよ絶対だぞ!みたいな。だって見なくてもわかるじゃん、知らなくてもわかるじゃん、確実にエモいじゃん…。
こんな言い方してしまっては娘。に失礼かもしれないと承知の上で言いますが「男性アイドル」「女性アイドル」という括りで見た時に、どちらもその頭上にバケモノのような人気とセールスを持つ存在がいるんですよね。そのうえで「俺らは俺らのやり方で」「私達は私達のやり方で」上へ上へ突き進んでいる、っていう貪欲なイメージ。そこがエモい。「やり方」については関ジャニはダンスとバンドを両立させていくこと、娘。はパフォーマンスを研ぎ澄ますことかな。*2
私が関ジャニ∞を好きな理由って何かな、と思った時によぎるのが「‘‘Hello‼︎” from the worst‼︎」という歌詞です。エイトレンジャー名義で出した「ER2」っていう曲で叫ばれる台詞なんですけど、これがまあものすごく似合うグループだな、と思うんです。「どうしようもねえな」「でもこっからは上がっていくだけだな」って感じ。グループとしての状況がそうだ、ってわけじゃないのにやたらとそういう文句が似合ってしまう。そういうとこ。
上がってくことしか考えてねえぞ、みたいな勢いとそういう人たちの目が好きなんだと思います。*3普段はキャッキャしてるような人達のそういう目が好き。
そういうわけで、この先するっとモーオタになるかもしれない。ならないかもしれない。わからないけど、なったら楽しいんだろうな。とりあえずは公式の動画を漁ろう、と思いました。
このブログがモーオタの人に届くかはわからないけど、まーちゃんをフォローした安田はまともな大人のような振る舞いでしたが、普段はトンチンカンだよ。むしろフォローとツッコミをされる側だよ。要するに似ているんだよ。なので、まーちゃんのあの感じが勢いよく心臓に刺さった。率直にかわいい。かわいいよね。己の中の何かをくすぐるよね。かわいすぎて不安になるので国で保護するべきではないかと思ってしまう。
そして私の好きなジャニーズランキングって今回コラボに参加した安田と村上がツートップなんですよね。「かわいさと優しさとド天然と人を殺しそうな目をあわせ持つ」みたいな子とか「パブリックイメージはしっかりものキャラなのに天然、嫌いなものは虫とオバケ」みたいな子とか、娘。やハロプロ内に存在していたら教えていただければ幸いです。以上です。
追記
ステマしました
遠征したジャニオタは何にお金を使ってるの
ジャニオタは物販以外に金を使わない?
嵐BLASTのあれこれを見ていたら「ジャニオタは金を物販につぎ込んで観光もせずお土産も買わずコンビニ弁当で済ませるやつばかり」といった語り方をしている人が非常に多かった。「周りにそういうジャニオタがいるんだろうな」と思ったらみんな頭に「どうせ」がついていて、いや想像なのかよ!ってオールドなツッコミをしてしまった。
そこで思ったんですが、実際のところジャニオタって遠征に行った時、どういう時間の過ごし方をしてるんだろう? 何にお金を使ってるんだろう?
というわけでとりあえず自分の場合について思い出してみる。
私の場合(盛岡編)
朝の新幹線で10時すぎに盛岡に到着した。友達と合流して、とりあえずマックで一休み。駅ビルで自担カラーのイヤリング、ムーミンの鏡とメモ帳を購入。そのまま駅ビルをぶらぶらした後、地下のレストラン街でパスタを食べる。生パスタ。私たち以外にもアマトリチャーナにそわつくオタクがいた気がする。*1駅を出、バスに乗って会場へ。
コンサートを終えて駅に戻る。予約していた地産地消系の居酒屋で夕ご飯。前沢牛がアホみたいに美味しかった。疲れてるので酒もよく回る。職場用と家用のお土産を買って友達と別れ新幹線に乗り、遠征終了。
私の場合(宮城編)
新幹線で21時すぎに仙台に到着した。ホテルにチェックインした後、マスクを買いに駅前のマツモトキヨシへ。駅地下のカフェで桃パフェと紅茶のセットをいただく。地上に出て、本屋で沙村広明の「波よ聞いてくれ」を購入した。*2マツキヨで買った栄養ドリンクとフェイスパック使用後、就寝。マスク買い忘れてた…。
起床。買っておいたおにぎりを食べる。駅で友達と合流。ずんだシェイクを購入。パンプス用の靴下がずるんずるんに脱げてくるのでブチ切れて新しいものを購入。予約したランチへ。ランチはあえて牛タンではなく牛肉。米沢牛ひつまぶし。他の何が裏切ろうと肉は裏切らない。自ユニの衣装がダサくとも肉は裏切らない。食後はコンサート会場へ。
バスで駅に戻り、昨日と同じカフェに入る。2人以上で注文できるコースがあったのでそれを頼んだ。たしか1人3000円行かないくらい。結構なボリューム。コスパァ…! 友達を見送ってから職場用と家用のお土産を買う。新幹線に乗り、遠征終了。
結果
盛岡遠征で使ったお金:交通費+マックのポテトとジュース代+アクセサリー代+ムーミングッズ代+パスタ代+(会場で買ったグッズ代+)居酒屋の食事代+お土産代
宮城遠征で使ったお金:交通費+宿泊費+桃パフェセット代+本代+栄養ドリンク代+フェイスパック代+おにぎりと飲み物代+ずんだシェイク代+靴下代+肉ランチ代+コース代+お土産代
あとこれ以外に飲み物代がそれぞれ1000円くらいずつかかってるはず
まとめ
ハンパだな。しかし、こうやって見てみると私の場合は本人たちへの出費は少ないんだな~と思いました。チケットが取れた時点で、本人に対して使うお金はそこで一度完結するんですよね。グッズは好みだったら買うレベルなので、そこで使うお金も限られてくるし。
そもそも物販コンプリートしたとしてもそれほどの金額にはならないんです。
パンフレット \1500 すけすけばっぐ\2000 Tシャツ\2800 つかんダオル\1800
どうぶつなべつかみ\1200 大地をつかんダル\2000 マジカルバンド\800 ハートライト\1600
と、このように今回の関ジャニのグッズだとコンプしても15000円行かないんですね。*3関ジュ担のようにフォトセットを買い占める儀式があるわけでもないので、お金つぎ込むっつっても限度があるといいますか。価格帯が上だとまた違ったりするんですかね?
実際問題、他のジャニオタは遠征中に何してるんだろう? 何にお金を使ってるんだろう? だいぶ気になる。見てみたい。誰か教えてはくれないものか。先っちょだけでいいから!
おわり。
おもしろいよ。画伯の多い自ユニの絵を見た後の精神安定にも役立ちました。
追記
うわあ!自分以外の遠征事情キターーー!!!ありがとうございます!!
顔が好きという悪
ここ数年で顔ファンに対する批判を目にする機会が増えた気がする。
顔ファンの意味について調べてみると
だそうな。なるほど。
私自身は特に顔ファンというわけではないけれど、顔ファン批判に関しては「はて?」と思うことが多い。*1
事例1
「顔ファンがチケットを取ることで、本当のファンがチケットを取れなくなる」
事例2
「顔ファンが○○のことを語るのがむかつく。昔のことも知らないくせに」
事例3
「女と付き合ったくらいでファン辞めるなんて顔ファンだ」
事例4
「顔ファンにCM見たって自慢された、うざい●ね」
事例1については違う事務所の大人気グループで、顔ファンが消えたところで倍率そんなに変わらなかろう…といった感じでした。*2本当のファンとゎ…。
事例2は顔ファンというか、それ結局は昔のことを知らない人に憤ってるのでは?
事例3は単に長続きしないリア恋系オタなんじゃないのかな~。
事例4はもう、それ、その人のこと嫌いなだけじゃないかっつーかこわいなおい。
結局「なんでそんなに顔ファンが嫌なの?」っていう疑問への答えは見つからず。
ってここでふと思うけど、みんな「顔ファン」っていう「悪」に自分の嫌いな要素をぶつけてるんではなかろうか。
各々の好き嫌いによって顔ファンの「悪」な部分がブレるから、さほど顔ファンが嫌ではない人は首を傾げる。
単なるライト層を顔ファン認定してる人も多いなって思うんですよね。
「キスブサ見てかっこいい~って言ってた顔ファンうざ!」とかそういうの。
あのね その子 たぶんまだファンじゃない…。
あと私が顔ファン批判を嫌だなと思うのは、総じて言葉が汚いというところも大きいのかもしれない。
正論であっても言葉が汚いと受け入れられにくくなるものだし、それが自分の意見と違えばなおさら。
というのがここ数年で思ったことのまとめでした。ふわっとしたままで、おわり。
追伸:いつか「本当のファン」でTwitter検索して、色んな本当のファン要素を寄せ集めたキメラを作ってみたい。その条件を満たせる人は存在するのか。
他人の意見を制限せずにいたいという話
「全肯定するなんて本人達のことを真剣に考えてない。きちんと考えないならオタやめるべき」
「彼らを否定するなんてありえない。オタやめればいいのに…」
何かあった時にこういう意見が流れてくると「なんかどっちも窮屈だな~」と思う。
私は先日のMUSIC DAYにおける演出なんかを見ていると物凄くひんやりした目になってしまうし、時々「自ユニは売り方が下手なんでは…?」と思ったりする。
私はあの人たちが楽器をやる姿そのものが好きで、技術向上を無理に急かすような*1意見はあんまり好きじゃない。
彼らの活動に対して賛否いろんなことを思うし、そのたびに自分と違う意見をいっぱい見かける。
ただ、そこで「自分と違う意見の相手を悪にする」っていうのはやらないようにしたい。
こういう考え方の人は愛があるとか、ああいう考え方の人は愛が足りない、とか好きじゃないんですよ。
楽しめるから偉いとか、悪いところも見つめられるから偉いとか、だから異なる意見は悪だとか、そういうの好きじゃないんですよ。
こんなこと言う人は本当のエイターじゃないとか、そういうのもういいからさ~。
マナー守ってる範囲だったらどんなオタでもいていい、自担の食い扶持。
嫌いだからって消えてくれるわけではない、当たり前。
って思うので、他人の意見を制限する人とか、その他の嫌いなもの*2はなるべく関わらないようにしている。見ない努力。
「愛が深いから私はこう考える」じゃなくて「私は私の意志でこう考える」みたいな、そういう感じの人とつながっていたい。
自分の好みでオタ友達やフォローする相手を選ぶ自由ってもんがあるだろう。
だから好きなものだけ集めたタイムラインでいいんだと思います。
そうやって他人の意見を制限せずにいたいという話でした。おわり。
関ジャニ∞は村を焼くのがヘタそうだという話
各種オタが盛り上がっている「#誰が率いる謎の軍団に故郷の村を焼かれたいか」タグを見ていてふと思った。
関ジャニ∞、個人としての村焼き力は中々のポテンシャルなのに、グループ単位で見ると村を焼くのがヘタそう。なぜなのか。
バーター歴が長くて
TOKIO兄さん、嵐、そして時にはHey! Say! JUMP、先輩後輩にしがみついて生きてきた。
TOKIO兄さんの焼畑、嵐のかっこいい着火、Hey! Say! JUMPの若々しい村焼き。
バーターとして必死にしがみついて手伝ってきた。
さあお前も焼いてみろ、と言われたらどれを真似ていいものかわからない。
とりあえず俺らなりに楽しく焼いてみようや!→なんかヘタ…
早いとこ独自路線を確立しなければいけない。
関西ノリの着火法をジャニーズWESTに先取りされるのではないかと戦々恐々している。
やらかしそうな奴が多い
まとめ要員の村焼信五からして、普段から
村上「俺ゴルフ行ってた」 横山「(俺は仕事してたのに)何やってんねん…」 村上「たま打ってたよ!」 横山「そういうことやなくて!!!!!!」 村上「???」
等の天然っぷりを発揮してるこのグループ。いやごめんこのエピソード好きなだけ。
誰かしらが何かしでかして上手く村を焼けない、ということがありそうな気がする。
丸山隆平、何かというと大量の汗で顔から体からビッチョビチョになっているので消火に貢献しそう。火をつけたそばから消えていくので「?」という顔をする。
渋谷すばる、地味なボケで村上の笑いを誘うことに集中する。村上信五、それ見て笑ってる。横山裕、それにツッコんでてうっかり自分の荷物に火をつける。
大倉忠義、「足痛あい」「もう動かれへん」「ていうかあっつ!ハハハ!」等、何もやらないのに口だけ動く上に最終的に余計なことをしそう。
錦戸亮、「ねえ誰か~ここに火ぃつけるん手伝って?なあ~なあ~なあって~ちょっとねえもおみんな聞いてる?なあ!なあ誰か~?」手伝ってもらえない。
安田章大、火のスケッチをし始める。唇くんに続くキャラクターのモチーフは火やな!スケッチブックが燃える。
戦闘力が低い
YOU&Jというファンクラブがあった。NEWS、KAT-TUN、関ジャニ∞という3つのグループのファンクラブだ。ひとまとめである。
加入していたジャニオタは多く、ファンクラブが解散した今でも「YOU&J遺族」なんて言葉が生まれていたりする。
そんな遺族がTwitterで盛り上がる。NEWSとKAT-TUN強そう、NEWSとKAT-TUNゴージャス、NEWSとKAT-TUNのあの名曲が………
その話題に関ジャニ∞がいない率95%くらい。高い。廊下にでも立たされているのか。
隠れた名曲は多いけど、結局は隠れてるから…。
並べて語ってもらえるくらいの力がついたら村もうまく焼けるのではないか?
わかんないけど多分そう。
まとめ
このグループよく今までやってきてるな。日テレの歪んだ愛をぶつけられがちだけどいいグループです。自ユニです。よろしくお願いします。
「ジャニーズのコンサート」とは、何が楽しいのか
はじめに
ネット界隈で時々見かける「女って何が楽しくてジャニーズのコンサート行くの」的な文章、普段はハイハイと受け流しておりました。ところが先日見かけた時に「何が楽しいんだろ?」と心のどこかに引っかかってしまい、自分なりに真面目に考えることに。
最近は関ジャニ∞にしか通ってないのでそこに関する言及が多いし、個人的すぎる楽しみが多いけど、書いてみた。長いよ。
ちなみに書いてる人はジャニオタ歴11年、関ジャニ∞の安田章大担です。コンサートに行く機会のあったグループは「KAT-TUN」「嵐」「NEWS」「ジャニーズJr.*1」「関ジャニ∞」くらい。
楽しさ1 存在を確認する
好きな芸能人を初めて肉眼で見た時に「実在した…!」と言ってしまう人は一定数存在すると思う。私もそうだった。その思いを抱いた対象は自担ではなく、山Pだ。山下智久だ。当時6人のNEWSの中では小山慶一郎が一番好きだったのに「実在する山P」という現象のインパクトは恐ろしいものなのである。心のどこかで「3Dアイドルか何かなんじゃねえの」と思っていた山Pは実在した。テレビの中で見ている美しい者の存在を肉眼で確かめる、というのは物凄く興奮させられる楽しい行為でした。あの特徴的な死んだ目も、思ったより輝いていた。
実際した山Pを語る言葉はたくさん出てくるけれど、自担を初めて見たときには「うわ動いてる生きてる脚短ぇ!かわいい!かわ、かわっ!か!」と、どんどん脳内のボキャブラリーが死んでいく状態になった。
楽しさ2 楽曲と演出の多様性
ガチャついたうるさい曲のイメージが強いであろう関ジャニ∞ですが、カップリングやアルバム曲になるとジャンルが広がります。事務所の力とバンドスタイルがあるので、提供される曲と自分たちで演奏できる曲に幅があるんですね。ダンスとバンドのバランスを取りつつ、色々な曲を聞かせてくれます。
バンドをやらないグループも必ず「えっ、このグループがこんな曲をやるのか」と驚かせてくれます。KAT-TUNの「TEN-G」とかキスマイの「Kis-My-Calling!」とか、初めて聞いた時には驚いた。*2オラオラ系の兄さん達がおちゃらける、っていうわかりやすいギャップ売りがあからさまでよい。「俺らおもろい関西人!」ってノリの関ジャニ∞がかっこつけた時のギャップもよい。
曲のジャンルが広くなるということは、それに合わせた演出も多様化するということです。火柱ドーン、噴水ブシャー、空中を飛ぶジャニタレ。デビュー会見がレコード会社の屋上だった人たちがこんなにお金をかけてもらえるようになって、という点でも味わい深い気持ちになります。
楽しさ3 その現場にしかない要素
関ジャニ∞のコンサートにはコントコーナーがあります。決まった台本があり、それをもとにお話が展開していきます。「AとBというキャラが喧嘩をし、Cが仲裁する」というお話なのですが、ある公演で突然、役柄の交換という事件が起こりました。各々が演じるキャラクターはそのままに「AとCが喧嘩をしてBが仲裁をする」というお話に切り替わったのです。コントは本筋に沿いながらもほぼアドリブのまま進行していきました。はっきり言ってグズグズだったけど、完成度は低いけど、そりゃあもう楽しかった。ちなみにこの公演は映像化されていない。
MCの中で「俺、あの曲のあのパート歌ってみたいんやけど!」という話になればその公演中だけパートを交換してみたり。そういう「その現場でしかやらないこと」は、会場で楽しむのが一番楽しい。
楽しさ4 周りにいる人
ジャニーズにはだいたいグループごとに「メンバーカラー」が存在していて、関ジャニ∞は特にそれを重視しているグループだ。彼らがメンバーカラーを押し出しまくった結果、コンサート会場は非常にカラフルになりました。自担色のワンピースを着たジャニオタ、ツアーTシャツに自担色のパニエをはいたジャニオタ、アホみたいに暑いのにエイトレンジャーのつなぎ*3を着たジャニオタ。黒・赤・紫・橙・青・黄・緑の七色が東京ドームの客席全体に散らばっている。目が疲れる。それが楽しい。女子ドルの現場では法被の色なんかでこういう気持ちになれるのだろうか、と考えたりもする。
席が隣になった人に「もし途中でそっちにはみ出していたら指摘してやってください」と声をかける。「はい!私にも遠慮せず言ってやってください!」と返された。そのままお互いに誰担なのかという会話が始まり、終演後に自担色の銀テープを譲り合った。
「好きやねん、大阪」のサビの振りつけ、メンバー本人がやるのはもちろんかわいい。でも、ジャニオタがやるのだってかわいらしい。あの曲の時に席から会場を振り返るのが、見おろすのが好きだ。みんな笑顔でかわいい振りつけで踊ってる。これが嫌いな人もいるだろう、けど私はこれが好きだ、といつも思う。そんな現場でのひそかな楽しみ。
書いてみて思うこと
「ジャニオタの楽しみは自担に見てもらうこと」って言ってた増田*4がいたけど、私にはそういう楽しみはないのだなと思う。自担がこっちを見たらギャッとなって手を振るけど、脳内は「動いた!あっ、このへん見てるよかわいいなあ!」というようなもので、私を見てくれた!という喜びでは満ちていない。たぶん、甥っ子が歩くのを初めて見た時の気持ちに近い。
同類とコンサートに入ることもあれば、自担に見られたいなあってノリの子と入ることもある。そういう違いも面白いのかもしれない。
おわりに、楽しくないことあるいは悲しいこと
- 「これは!これは踊る曲だな!期待しかない!」と思った曲がトロッコに乗って移動するだけのパフォーマンスで終わったこと
- 退場後、人ごみのあちこちから「帰りたくない」「現実いやだ」「もう私ここに住むわ…」と聞こえてくること
- 背の高いセットや機材などで視界が遮られてしまいステージが見えないこと
- アンコールで村上信五がタオルをかぶっていること*5
- 錦戸亮がキャップをかぶっていること
- トロッコに乗ってきた山Pが私には力一杯、隣のかわいい子にはとても優しい羽毛のようなハイタッチをしたこと
- 会場でイヤリングを落としたこと
- 手作りうちわの文字が剥がれてきて手で押さえながら持ったこと
- 仙台のホテルで加藤成亮のうちわを紛失したこと
以上です。