おひさしぶり、0分ぶり!

数時間前→

http://kaneda-oo.hatenablog.com/entry/2019/09/30/220105

 

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 日付変わった瞬間に再会できたけど、めちゃくちゃ笑ったけど、TLは大喜利状態になったけど、明日起きたときやもっと後に揺り戻しがきそうでコワコワー!!!!!!

 笑いながらやっぱり寂しくて、泣きながらめちゃくちゃ笑ってて、ジェットコースターに乗ってたつもりが私自身いつの間にかジェットコースターになってたみたいな感じだ。伝わらねー!

 関ジャニ∞は止まれないって思ったけどら止まれないんだなー、錦戸亮も…なんなんでしょうねー、荒波の中を延々泳いでめちゃくちゃな情報量をぶつけてくるの君ら好きよねほんと!!

 まだ涙は出るよ、胃も痛いよ、眠れないし熱も下がらないよ、なんの整理もついてないし、どうしようもない気持ちは渦巻くよ。でも「あー、錦戸亮ってこうだよね」をすぐに感じられたのは、なんか、よかったな。いやでも爆速すぎてまだ笑ってる。超高速退所再始動。

 負けないし、応援してるし、好きだし恨むし最高の男だなと思ってるよ!!!! がんばろうな!!!!!

さようならの先に

はじめに:

ポエムくらい出るやろ!!!!錦戸亮がジャニーズやめんねんで!!!!!!!!

 

 

 

 

 錦戸亮ジャニーズ事務所を去る。五年前の、いや十年前の私にそれを伝えることができたとしたら「そんなはずない」って言うだろうか、それとも「いつかそうなると思ってた」って言うだろうか。

 なんというか亮ちゃんって「ジャニーズ辞めそうで辞めないところがかっこいい」みたいなとこあったじゃないですか。いやはっきり言って辞めてもかっこ悪くなることはないんですけども…。その「辞めそうで」の部分を失礼と思われる方もいるとは思うんですが、まあそこは私の感覚なので解釈違いなら申し訳。見えそうで見えない、とかに魅力感じる人はそこそこいるじゃないですか。辞めそうで辞めないフェチもきっといると思うんですよね…。

 いやー、でも、辞めそうで辞めないっぽいひとに辞めてほしくなかったなー! って今でも思ってるよ! 悲しいし寂しいし悔しいわ。辞めたいひとを無理やりつなぎとめておきたいって意味じゃないけど、自担が満身創痍のまま突っ走ったツアーでも、亮ちゃんをつなぎとめておくことはできなかったんだなー! 悔しいな! 悔しくて、そこだけは1%だけ許せない。残りの99%は大好きという気持ちで埋まってる。

 正直すばるのことも同じように1%だけ許せてない。彼が本格的に始動したことには心から喜びを感じるのに、1%が邪魔をして映像も歌も摂取することができない。亮ちゃんのことも同じように見れなくなるのかな? それはまだわからない。錦戸亮がジャニーズ辞めるの見るのは生まれて初めてなので…。これからちょっとずつわかっていくんだろうな。こわいなー! こわいせいなのか発表聞いてからずっと熱があるよ。いやこれは普通に病院行きますね…。

 他のメンバーの話聞いてマイク下ろしたままで片眉上げて笑う姿も、顎に手を当ててちょっと困ったような顔で笑う姿も、年上のメンバーに絡んでくときの悪ガキっぽい笑顔も、って笑顔ばっか思い出しとるやないかーい!! 1%とはいえ許せない部分があるっつってたのに、マッッジで笑顔ばっか浮かぶ!! いやだって錦戸亮の笑顔ね、この世の愛らしさを全部集めて溶かしてかためましたみたいなシロモノなので…愛らしさという劇物なので…。あーーーでも、その笑顔がファンにっていうか、どっちかっつったらメンバーにばっか向きがちだったの、本当に…本当にさ~!!??

 やめるのやめない? とは言えないよ、言うけどさ…いや言うよ、本当にやめるのやめてほしいわけではないんだけど、いややめるのやめてほし……ワーッ!!! わけわかんなくなってきた!!!!!!! 好きだから辞めてほしくないけど、好きだから無理して続けてほしくもないんだよ!!! 難しいな!!!! その「好きだから」を免罪符に言いたいことなんでも言っていいってのもなんか違う!(これは誰かへの押しつけではなく己の信念として) 違うけど言いたい…アアー!! 信念、秒で崩壊。

 亮ちゃんがいた関ジャニ∞が、すばるのいた関ジャニ∞が、そしてリアルタイムで見ていたわけではないけど博貴のいた関ジャニ∞が、今でも好きなんだよー。これから変わっていく関ジャニ∞のこともきっと私は大好きだけど、もう過去でしかないその記憶も捨てられない。時々捨てなさい忘れなさいって言うオタもいる、いるけど絶対捨ててやんねーよ!!! 滑稽に見えようが抱えてたいんだよ~、だからお願い関わらないで~、私のことはほっといて~!

 去年は渋谷すばるを音楽に寝取られたわけですが、錦戸亮は何に寝取られたのかな、何を見せてくれるのかな、私はその見せてくれるものを楽しめるのかな。わかんないや。錦戸亮がジャニーズ辞めるの見るの生まれて初めてなので…(ここがサビ)。

 わかんないことだらけだ。亮ちゃん本人もそうなのかな。それともがっつりした道を作ってあるのかな。なんもかんもわかんね~な、想像でしかない。わかんねえけど、とにかくこれからも生きなくては。生きてたらなんとかなるわ。泣くも笑うも生きてこそだ。あー最近なんでもこの結論になっちゃう!

 

 たぶん未来はめちゃくちゃこわくてすごく楽しいよ! めちゃくちゃが勝つか、すごくが勝つか。わかんないけど、会いたい人に会うために私は今日も明日も働くよ。推したいときに推しても後悔や悲しみは消えないし、推しを増やしてリスク分散したってリスクが一気に押し寄せることだってある。そんなオタクライフハックは有事の際にはマッッッジで役に立たない。でも、行くしかないし、生きるしかないのだ。

 錦戸亮という愛らしくかっこいい存在を、好きだと思ったことに後悔はない。だから本人にも悔いがなければいいな。楽しい思い出がたくさんだといいな。私は錦戸亮ではないので、錦戸亮の気持ちはわからない。でも、たくさんの瞬間、声がカスカスになるくらい笑い転げていた姿や、楽器の音と音が交わった瞬間に弾けた笑顔は「本当」だったな。それが、なんというか、支えだな~。

 

 あー!!! でもほんと最後に「関ジャニ∞錦戸亮」に会いたかったな!! 会いたかった! それはそう!! 会いたい! 二時間前でも諦められない!!! 諦めが悪すぎる!!!!

 明るく別れた方がいい、みたいなこと言ってた人もいるけど私にはやっぱ無理だな。寂しくて悲しくて悔しくてちょっとだけ憎いよ。愛憎~。メソメソ泣いて少ししたらツアーの当落がくるよ。めまぐるしい。この勢いのままゴロゴロ転がったら、どこにたどり着くんだろう。わからないからこそ、ちゃんとその先が見たい。

 亮ちゃん、今までありがとう。私は亮ちゃんのこれからの活動をちゃんと見れるかどうかまだわからない。確証がない。だから今一回、ひと区切りでありがとうって言っておきます。ここから「これからもよろしく」になるかどうかはきっとこれから決まるでしょう。どうかこれからの人生が、成功と幸せと健康に満ちたものでありますように。なんでもできちゃう亮ちゃんが、行きたいところへ行けますように。ありがとう、そしていったん、さようなら。そして(もしかしたら)、これからもよろしく?

 

 

数時間後→

http://kaneda-oo.hatenablog.com/entry/2019/10/01/013535

 

crazy must go on

 まず最初に。私の感情は私のものであり、同じ気持ちの人を褒め称えたいわけでも、違う気持ちの人を責めたいわけでもありません。公式の動画や文面を見ての解釈も私だけのものであり、間違っているという指摘は意味がありません。私の文章を見て何か考えを変えてほしいとかでもありません。何かこの記事に対する批判があったとしても、たぶん考えを変えることはできません。

 

 ここ数ヶ月の間、私が見ているTwitterのタイムラインはいつもうっすらとした不安に包まれていました。以前、すばるの脱退をどこよりも最初に報じたのが週刊誌であること。そしてまた他の週刊誌が亮ちゃんの脱退を報じたこと。精神衛生のため、いちいち記事の内容に触れたりしない人を選んでフォローするようにしていました。でも「何が」「どう」とは明確に触れない漠然とした不安は漂っていた。

 十五祭という、関ジャニ∞15周年アニバーサリーツアー。各地で6人のメンバーを模した巨大なぬいぐるみが飾られ、その様々な衣装や組み合わせのパターンに歓声が上がっていた。オーラスで披露されたのは、脱退したメンバーを含む8人分のぬいぐるみ。披露された瞬間に3列目で悲鳴と嗚咽をあげてから、まだそんなに時間は経っていない。

 十五祭において、生の言葉ではなく事前収録の映像で行われた挨拶。最終三公演で追加された「蒼写真」という別れや旅立ち、思い出、祭の終わりを歌った曲。関ジャニ∞は「祭の終わりの寂しさ」を知っている人たちだと思った。祭が終わってしまう寂しさを、祭の途中に感じるタイプの人たちなのであろう、と。

 不安がなかったといえば嘘になる。核心に触れない不安は、やっぱりタイムラインに漂い続けていた。明るく楽しく終えたツアーのラスト、画面にうつされたのは「15→16 to be continued」の文字。このまま続いていくんだと思った。たくさんの不安に影響されて曇っていた心が、パッと一気に晴れるように安心した。

 一昨年には病気、去年は腰と背中の骨折に見舞われた自担もたくさん踊っていた。全力で走っていた。去年はできていなかったダンスを見て「踊ってる」と号泣した。これからも彼と関ジャニ∞の活動を、歌を、ダンスを見られるんだと思った。自担と亮ちゃんのユニット曲は、CMキャラクターをつとめているチョコモナカジャンボ・バニラモナカジャンボを模したマイクを用いて歌われた。二人の顔以上はあろうかという大きなマイク。

 生きてる間は生で聞けないと思っていた曲や、歌割りの変わって新しい魅力の出た曲。たくさん披露されるそれら。かわいい、楽しい、かっこいい。プラスな気持ちが爆発していた。単純な脳味噌を持っているので、楽しさを感じるとすぐに「これが永遠であれ」と思ってしまう。

 亮ちゃんは「永遠なんてないと牽制してもいい」って歌っていたけど、すばるが脱退したとき「永遠なんてない」と書いた。知ってしまったんだ。すばるのせいって言いたいんじゃなくて、あんまりにも綺麗な伏線回収すぎるなっていう気持ち。

 楽しいツアーが終わった1日半後の15時10分頃、ファンクラブ会員にメールが送信されました。大切なお知らせ。16時にメッセージが公開されます、17時にはメンバーの動画が公開されます。ああ…って思った。この死亡宣告システムええかげんにせえとも思う。仕事中に見てしまった人の45分ちょいの仕事の手につかなさよ。内心震えながら仕事を終わらせ、16時にスマホを開く。脱退、退所。ああ……って思った。信じてたし、信じたかったし、信じさせられてたよ。楽しい楽しいお祭りはずっと続くと思ってた。勝手にね! 勝手に信じて勝手に傷ついてるだけ。でも、あの楽しさはなぁ。信じちゃうよ、ごめんね。

 職場でジャニオタであることを公表しているので「これからテレビで色々やると思うんですけど、余計なこと言われたら鈍器を用いますので」とだけ言い残して退勤した。

 亮ちゃんからすばるに送られた「これからは僕が引っ張っていきます」というメール。嘘じゃなかったねと今でも思ってる。引っ張ってたよね。重かっただろうな。だから身軽になってもいい。いいけど、寂しいなー。10数年応援し続ける中に、亮ちゃんはずっといたから。ぴょこぴょこ上下するあの独特の歩き方で、どこに向かうのか。

 17時に公開された動画を見て、正直想像以上の感情迷子になってしまった。亮ちゃんを除く5人での動画。カラッと明るく、水とりぞうさん6万個置いたんかというテンションで伝えられる様々。どうにも空回り感が否めない。7分もあるのにほとんど頭に入ってこない。すばるの時は一緒に「納得いかない」「悲しい」を体験できたけど、今回の彼らはずっと先を歩いていた。実際の心情がどうであれ「もう僕たちは消化しましたよ」という姿勢を「見せようと」している。待って待って。はやい。慌てていると「そして11月から2回目の47都道府県ツアーをやります」という明るい告知が。待っっっって…? まだ売れていなかった時代の通称ドサ回りツアー。それをもう一度? オリンピックキャスターや27時間テレビが決まっている人、11月まで舞台が決まっている人もいるのに? オリンピックキャスターの人は去年の27時間テレビの時期にステージで倒れて裏で担架で運ばれてたのに?

 すばるの名前は出るのに亮ちゃんの名前のりょの字も出ない不自然さ。モヤモヤ。不完全燃焼。

 そして文面でも彼らの声でも自担の体のことが触れられる。踊る彼の姿に喜んでいた私に「いつまで活動を続けられるか」と、突きつけられる現実。サラッとね。あんなにサラッと箸休めみたいに書いてんじゃないよ…。「安田くんの体のこともありますしね」って言葉の後に47都道府県ツアーの発表って、国語のテストの作者の気持ちを考えなさい問題だったら絶対正解できる自信ない。

 アニバーサリーツアー終わりました! 10月末にはそのツアーのDVDリリースな! これからは5人でやってくで! ほんでまた47都道府県ツアーやるで! 怒濤か!? ランドセルから一気に大事なプリントいっぱい出してくるんじゃないよォ!!

 いやそもそも脱退報告の動画でツアー発表したグループ今まであるか!?wwwwwwwwwwwwwwww 草ぼうぼう。謎のグループ関ジャニ∞。変なの。変なグループ。この変なグループに亮ちゃんもいたんだよ。あー、変なの!

 47都道府県ツアー、行くよ。行くけど、その先がどうなるかがこわいなあ。楽しくて楽しくて「信じていいんだ」って思ったその続きがこれだから、信じることがこわくなっちゃったもんね。でも、別に信じなくても応援はできるんだなあ。

 「10年後の今日の日もこの場所で手をつなごう」と歌っていた8人は7人に、ファンに捧げた曲で「ずっと一緒」って何度も歌っていた7人は5人になってしまった。何事にも永遠がないのは知ってるけど、何を信じていいかもよくわからない。でも、半信半疑の私がついていくことは否定しないでいてくれるはずなので。

 願わくば、病気の影響で大好きなダイビングもできなくなってしまった自担が、これから先を健康に生きてほしい。眼鏡は外さなくていいよ。それよりも目と脳を守ってね。いつか会えなくなっても、長生きしてほしいです。たくさん救われてきたから、あなたも救われてほしいな。本人がやりたいことをやれるまでやってほしいというエゴ。煮詰めたエゴで溺れそう。

 どうか他のメンバーの健康のためにも、事務所はマジでツアーのサポート体制をよろしくお願いします…。セットとかなくてもいい。体ひとつでエンタメですってポーズでいいから。自担の「またバス移動やな!」の後の「大丈夫かな俺の体」っていう言葉ー!!!!! ウオー!!!!!! クラファンで腕のいい運転手と自家製のヘリorジェットを!!!!!!!

 

 はあ。信じてないよ。でも好きだよ。そんな姿勢だけど、応援させてください。はあーーこれ恋愛だったら絶対やめとけって言われるやつ! でも好きなんですよ…。こういうとき感情を隠しきれずにぎこちない表情してる横山裕が。絶対自分の感情出さずにプロの仕事をする村上信五が。頼りないほほえみ浮かべてる丸山隆平が。ファンの感覚を一番知ってて色々考えてくれてる大倉忠義が。自分の体の話題ふられてんのにカラカラとした声で笑いツッコミどころ作っちゃう安田章大が。

 歌もバンドもダンスもコントも、届けてくれる言葉も、好きだよ! 信じてないけど、好きだよ! これからもよろしく! crazy must go on 狂うことを続けなければいけない! 以上!

自担の髪型が変わったよ!?

 はじめに言っておくと、いやまあ別に前の髪型が嫌いだったわけではないんですよ!? 頭の手術跡が見えるようにとのこだわり、チンピラコーデが似合う強めなビジュアル、ええやん…と心酔してすらいた。まあ治安の悪さを醸し出すビジュアルではあったけど、かわいさが消えたとは思ってなかったし。*1でもね! 髪型変化のスパンがスパンスパンに速い人を自担に持つと、変化のない日々が続いたときめっちゃくちゃ物足りなくなるんですよ…。*2例え好きな髪型であっても変化を渇望するようになってしまう。変化があるからこそ「長く続かないであろうこの髪型を刹那的に愛しちゃえ」みたいな、無理くりエモを作り出して商売する人みたいな状態になってしまうわけ。

 だからもうねえ髪型が変わったと聞いた時には、頭の中に古のキターーーAAが浮かんだね。ぷかぷかと浮かんだ。かぷかぷわらったよ! やまなし。死ぬやつ。

 前の髪型は黒髪で面積広めのツーブロック、トップにボリューム出してる感じって言ったらいいのかな? 新しい髪型は赤髪にゆるめパーマかけて、トップの髪をおろしてる感じ。ぶっちゃけ髪用語わかんねえ調べたけどおしゃれぶれねえ。とにかく自担が最高なことしかわからねえ。とまらねえ~。

 まあ見た目がまず最高なんだけど、手術跡を見せる髪型っていうこだわりがわりと長めに継続した後での変化っていうのは、そこから少し先に進めたってことかな? っていう勝手な想像をして嬉しがってるところもある。精神の歩みを感じたね。恐ろしいことに全部妄想なんですけども。

 

 しかしもうねえ自担の髪型ひとつでころころ転がって奇声あげるのめちゃくちゃ楽しいわな~! 自担マジ宇宙抱いたわ! イェー! パッション。ツアー前にこれを放り込んでくる自担できる子。よーしよしよし! えらいこっちゃ。でもこの髪型がツアー開幕と同時に消え去ることは大いにありうる。だから今のうちに貪らなきゃ! 刹那的~! 一時的な享楽にふけるさま~! でも変わらない可能性もある。それはもう本当にありがとう、いい自担です。自分で箸を転がして「自担最高かよ…」できるの楽しすぎる。

 

 ワークアウトBGMを聞きテンションを上げエアロバイクを漕ぎながら、世界一好きな男の髪型についてのブログを書くとこのような文章になるというサンプルでした。

*1:※感じ方には個人差があります。

*2:※感じ方には個人差があります。

はじめまして、渋谷すばるさん

https://shibutanisubaru.com

 

 関ジャニ∞から飛び出した渋谷すばるは、今こうやって一歩踏み出して、二歩、三歩ってどんどん歩いていくんだなぁ。

 私はずっと、明るく送り出すだけの気持ちにはなれなかった。未だにあの時の悪い夢のような気持ちを引きずってる。恨んだこともあるけど、とうとう嫌いにはなれなかった。好きな人が好きな人たちからべりべりと剥がれていく。その実感を新しく得るのは、やっぱりつらいものがある。七人時代の曲や映像も、今はつらくて触れることができない。あの頃の方がよかった、と思ってしまうのがこわいから。

 でもね! でもねえー! 今日私はうれしかったんだ! やっぱり! うれしかった! 生きてるよーって動画を上げてくれて、愛してますって言ってくれて! 好きな人が生きていてくれることは贅沢なことだ! 私だけじゃなくてさ、思わず鯖落ちさせちゃうくらい色んな人がうれしかったんだ!

 シンプルだけど雑じゃなくて、ちゃんと工夫されてるサイト。少し痩せたけど楽しそうに笑っている姿。ジャニーズ時代とは少し違う声の出し方、変わらない笑い方。「元気かな」「ご飯食べてるかな」毎日のようにタイムラインを流れていた(私も夜泣きのように流していた)そんなおばあちゃんみたいな心配に、ポンと優しいパスをもらえた気分だった。

 歩いて歩いてどんどん離れて、地球を一周したらいつかまた会えるかもしれない。私たちと彼も、関ジャニ∞と彼も。たとえ直接会わなくたって、つながりを感じる瞬間があるはずだー、と思う。勝手に。

 2018年4月15日、2018年7月15日、2018年12月31日。つらさ故に忘れられない日たち。でも、2019年2月28日はうれしさで忘れられない日になりそうだよ!

 どうかこれからも生存確認させてください。

 

 あなたの声を愛する者より。

 

私がニットを着ていられる季節存在しないのではないか問題

 11月下旬、上野。少し歩いただけで私は汗だくだった。東北生まれ東北育ち、春夏秋冬いつでも新幹線から東京駅のホームに降りた時の感想は「暑い」の一言。そんな人間が、東京歩きの服装にニットワンピースを選んでしまった。

 何年か前の冬、私は池袋で買い物をした。次の日に着る服を探していて、色々試着しては友達に見てもらっていた。ニットを着たところ「あー似合う」「でも暑がりそう」と言われた。結局ニットではなくカットソー素材のワンピースを選んだ。それでもめちゃくちゃ暑かった。もしあそこでニット選んでたらどうなってたんだ。こわい。

 東京を暑いと思う人間がニットを選んではいけない。戒め。わりと毎年こうして戒めてるのにいちいち選んでは顔真っ赤っかになってしまう。なぜ同じ過ちを繰り返すのか。着たいんだもん…かわいいニット。中にエアリズムを着ても駄目だった。ニットのインナーにエアリズム。うまいこと打ち消しあってくれないか、という儚い期待でした。バカ。

 東京でニットは着れない。じゃあ地元はどうか。まあ外にいる時はいいよ、寒いし余裕で着ていられる。屋内に入ると一気に危険度が上がる。あちい。暖房ガンガン。コートを脱ぐ。それでも暑い。よく行く調剤薬局とかマジで地獄。汗、汗、汗。外に出る。汗冷える。体調終わる。はい。

 地元の電車の場合はどうか。席に座る。タイツが溶けそうなくらいの熱風がふくらはぎに叩きつけられる。暑い。汗。はい。

 季節別に見ていこう。

  • 春、あたたかな空気の季節。無理。
  • 夏、36℃の地元、サマーニットでも無理。
  • 秋、まだ寒くなりきってない気温、やうやう強くなりゆく暖房、無理。
  • 冬、前述の通り屋内暖房大活躍。無理。

 無理じゃねーか。

 

 ニット、かわいい、着たい。三語で辿々しく発言したところで己の体質が変わるわけでもない。冬の夜行バスでも半袖がデフォの人間に、ニットなどという毛糸を編んだ保温力の高い服は合わないのだ…。なんならスウェット素材でも暑がる。体型変化のせいかとも思ったけど、昔から極度の暑がりだからきっとあんまり関係ない。

 いやじゃいやじゃ! かわいいニット着たいんじゃ! 駄々をこねようとも汗は出る。諦めるしかないのか。お高いニットはどうなんだ。探求は続く。諦めない。そして私はまた汗をかくのだろう。いつか誰かが私と会ったとき、もしニットを着ていたら、そして真っ赤な顔をしていなかったら、どうか一言「おめでとう」と言ってあげてください。はたしてそんな日が来るのかどうか、今はまだわかりませんが。

 

 

さよなら、2018年

 推しの命や健康があることは当たり前ではない、そして今いる場所での活動も当たり前ではない。そんなことをたくさん思い知った一年でした。

 好きなグループ、アスリート、そしてもちろん自分自身がいつどう変わるかは誰にもわからない。たぶん何がどのタイミングで起きたとしても後悔は残る。その後悔を少しでも減らすためにはどうすればいいのか、まだわからないままで年が暮れていってしまう。

 渋谷すばるの脱退した関ジャニ∞は、6人体制初のシングルで「始まるんじゃない、始めるんだぜ」って歌ったけど、私としてはいつでも何でも突然「始まって」しまうな、と思う。始まってしまう色んなものにどうやって追いつくか。後ろ向きになったり前向きになったりしながら、どうにか走るしかないのかもしれない。進むんじゃない、進んじゃうんだぜ、みたいな。

 6人の関ジャニ∞を見慣れてきた自分の目と脳に驚くけど、やっぱりあの声がないのは寂しいし、あの視線がカメラ越しに貫いてこないのは寂しい。これからも寂しさはずーっと消えないと思う。私はこの寂しさを忘れたくない。誰が落ち込もうと立ち直ろうと「私は」それがいい。関ジャニ∞における渋谷すばるの存在感はバケモノで、それはこれからも同じ。「いない人のことをいつまでも引きずってんじゃねえ」と言われようが私はこの有様ですので、どうぞ皆様おかまいねぐ。命には限りがあって、その終わりがいつ来るかなんてわかりませんので、引きずりたいものは引きずったまま生きます。私は。

 渋谷すばるジャニーズ事務所所属ではなくなるまで、あと10分と少し。とってもとっても後ろ向きな、私の2018年総括でした。